住宅ローンの返済方法
◆住宅ローンとは、恐らく人生で一番高い買い物となる住宅を購入するための資金を調達するローンです。戦後、良好な住環境を整備する目的で住宅金融公庫が設立されたのが住宅ローンの始まりです。一方で民間金融機関は共同で住宅金融専門会社(住専)を設立し、個人向け住宅ローンを開始しました。
◆さて、住宅ローンといっても実に様々な種類の住宅ローンがありますが、大きくは公的融資と民間融資に分けられます。住宅金融公庫に代表される公的融資では、物件や利用者による制限はありますが、金利も低く有利な条件となっています。民間融資は、物件に対する規制や利用者の収入基準が公的融資よりも緩やかで、利用しやすくなっています。
◆金利の種類が住宅ローンにはいくつかあり、全期間に渡り金利が変らない固定金利、一定期間ごとに金利が見直される変動金利、当初の一定期間だけ金利が固定される固定金利選択型変動金利、当初数年間とそれ以降で適用金利が変る段階金利などがあります。住宅ローンの返済方法は、毎回の返済額が一定になる「元利均等返済」が一般的です。
◆1980年代までは住宅ローンは、貸してくれるだけ目いっぱい借りて、後は「不動産の値上がり」、「給料の上昇」、「インフレによるローン残高の目減り」を待っていれば良かったのですが、1990年代以降では土地も値下がりし、給料も上がらず、インフレもないことから、住宅ローンをきちんと設計することが重要です。